巫女の給料や仕事について:アルバイトに必要な資格は?

「巫女」は、日本古来の神に仕える女性の祭祀補助者で、舞姫(まいひめ)、御神子(みかんこ)と呼ばれることもあります。初詣などで神社を訪れたときに、白衣に緋袴(ひばかま)を纏った巫女さんに憧れを抱いた女性も多いでしょう。

しかしながら、職業としての「巫女」について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

このページでは、巫女の仕事内容、巫女になる条件、巫女の年収をご紹介します。

巫女の仕事内容

元々、巫女は、神楽の舞、祈祷、占い、口寄せなど、神道の中心的な役割を担っていました。そのため、昔は多数の巫女が神社で奉職していました。

現在の巫女の役割は、神楽の舞の他に、授与所奉仕(お守り、お札、おみくじ、破魔矢などの販売)が中心で、1神社に1人巫女さんがいれば十分仕事がこなせる状況になっています。

そのため、現在では巫女の数も減っており、常勤の巫女がいない神社は、イベントに合わせてアルバイトの巫女を採用する神社が多いです。

ここで豆知識ですが、巫女のバイトは正式には「助勤」といいます。巫女バイトを希望する方は覚えておきましょう。

巫女になるには

では、どんな人が巫女になれるのでしょうか?

巫女になる条件

巫女になるために特別な資格は必要ありません。

ただし、
 ■10~20代前半
 ■長い黒髪
 ■未婚である
を採用の条件にしている神社が多く、さらに勤務中は、派手なメイクやネイル、装飾品(指輪、ピアスなど)の着用が認められていないところがほとんどです。

また、「巫女」というと女性しかできない仕事だと思われがちですが、そんなことはありません。

男性も正月限定で助勤ができます。男性奉仕者は授与所奉仕の他に、力仕事や境内案内など、巫女さんより多方面のお仕事が可能な存在なので重宝されるそうです。

神社によっては神職の見習いさんと同じ白袴を着て助勤をさせてもらえます。

常勤巫女の求人

大規模の神社は、HPやハローワークを通じて常勤巫女を募集しています。一方、常勤巫女を置く中小規模の神社は、ほとんどが縁故採用です。常勤巫女の割合は全体の20%程度ですから、極めて狭き門と言えるでしょう。

狭き門を突破するための入社対策

巫女は神主さんと違って好悪学歴を求められる仕事ではありません。そのためまだまだ高卒採用が多いため、入社試験は中高生レベルの文系問題と一般常識が出題されるそうです。

では、神社についてはどれくらい勉強すればよいのでしょうか。

入社する神社のご祭神の名前は覚えておいてもいいかもしれません。ですが、入社試験の段階ではあまりマニアックな知識は求められないそうなので、神社については採用後から覚えればよいでしょう。

アルバイト巫女の求人

アルバイト巫女は、初詣、神社固有の祭祀に合わせて募集されることが多いです。イベント期間中だけの仕事なので、ほとんどが短期間のアルバイトになります。

アルバイト巫女の求人は、アルバイト情報誌などに掲載されている他、近くの大学や高校で募集される場合もあります。大規模な祭祀を行う神社は応募者が多く、例えば今宮戎神社(大阪)の福娘は、100倍近い競争率を勝ち抜かなければならないそうです。

巫女の年収

最後に、巫女の年収・給料はどうなっているでしょうか?

常勤巫女の年収

正社員として採用された常勤巫女の年収は、同年代の事務職と大きな差はなく、200~300万円程度がほとんどです。また、イベントの時期を除けば残業もほとんどありませんから、働きやすい職場と言えるでしょう。ただし、30歳を超えて働ける人は少ないので、長く働ける職業ではありません。

アルバイト巫女の給料

アルバイト巫女の給料は、時給700~1,000円程度、日給7,000~12,000円程度です。初詣の時期は徹夜仕事になることもありますから、体力がいる仕事と言えます。短期間にシッカリ稼ぎたい人にピッタリな仕事でしょう。

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