厄落とし、厄払い、厄除けの違い!神社やお寺で祈りを捧げない厄落としとは?

厄落とし・厄払い・厄除けの違いについて疑問を持ったことのある人も多いと思います。

厄落としは、神社やお寺で祈りを捧げることではなく、自分の大切なものを手放すことで厄を落とします。一方で、厄払いは、神社で祈りを捧げ、厄除けはお寺で祈りを捧げるものです。

この記事では、厄落とし・厄払い・厄除けの違いを詳しくご紹介します。

自分で手軽にできるものが厄落とし

神道である厄払いは、神社で行われることが多く厄を払うもの、という意味合いが強いです。それに対し、仏教である厄除けはお寺で行われることが多く、厄を避ける意味合いがあります。

厄落としは明確に神道や仏教であると、分けることが出来ません。神道と仏教は別の宗教ですが、多くの日本人がこの2つの宗教を同じものだと捉えています。

この考え方は教科書などでも習ったことがあると思いますが、神仏習合と呼ばれることもある、日本人特有の考え方です。

厄落としは神社やお寺で祈りを捧げませんが、厄払いや厄除けと意味合いや宗教的な考え方は似ています。厄落としの内容としては、大切なものを手放すというものです。

神社で祈願祈祷するのが厄払い

厄年に行うお祓いは、厄払いや厄祓いと呼ばれています。厄払いが、厄落としや厄除けと違っている点が、お祓いをするという点です。

主に神社で行われており、場所にもよりますが、5,000円ほどでお祓いをしてもらうことができます。お寺によっては、厄払いを行っていない場所もありますので、お祓いをしてもらう際には神社に行きましょう。

厄払い(お祓い)は、神社の本殿で行われることが多いです。本殿にて神主が、神に祈りを捧げます。この時、神主以外は座っていることが少なくありません。場所にもよりますが、最後に神にささげたお酒を飲み、お祓いは終わりになります。

宗教的に分類するならば、厄払いは神道になります。そのため、お寺ではなく神社で行われることが多いです。自分の身体や心にある、悪い気や穢れを祈願祈祷によって、払ってもらうものが厄払いになります。

お寺で祈願祈祷するのが厄除け

厄払いが宗教的に神道に分類されるのに対し、厄除けは仏教に分類されます。そのため、神社で行われることが多い厄払いとは違い、厄除けはお寺で行われることが多いです。

厄除けの内容としては、厄払いによく似ており、こちらも祈願祈祷によって厄を除けます。神道の場合は神に、仏教の場合は仏に祈りを捧げるので、祈りを捧げる対象が違うということが大きな違いになっています。

もう一つの大きな違いがあります。厄払いは自分の身体や心にある、悪い気や穢れを祈願祈祷によって、払ってもらうものですが、厄除けは自分の身体や心に、悪い気や穢れが寄り付かないようにするものである点です。

厄払いはその名前の通り、すでにあるものを取り除く性質があります。厄除けは、その名前が意味するように、厄を避ける・予防する意味合いが強いです。

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